【はちみつ】ハイシーズンに向けて今から注目しておきたい山梨の体験型ベストプレイス②
イメージしてみてください。
極ウマなはちみつをたっぷりかけたパンケーキを食べる朝を。
前の記事で特集したNPO法人南アルプス山麓いやしの里づくりの会。
今回はみんな大好き、はちみつの体験特集です。
南アルプス市は櫛形山の麓にあるいやしの里では、ぶどうの栽培やマウンテンバイク(MTB)の体験はもちろんのこと、シーズン中では養蜂のプロセスを見学することも出来るんです。運が良ければ現場に立ち会うことも可能です。
2016年の春から秋まで、Doinaka!山梨ではその養蜂シーンに密着。
今年、足を運んでみてはいかが?
これだけの蜂を生で見るだけでも凄い体験
いやしの里の奥には、山梨県内でも珍しい養蜂場があります。淡い紫のかわいい花をつけたフェアリーベッチが咲き乱れる中、Doinaka!取材陣は働き蜂がブンブン飛び回る蜂の王国へ突入!(もちろん防蜂服をつけています)プロフェッショナルないやしの里スタッフさんは余裕の表情で蜂箱から一枚一枚板を取り出して何かを入念にチェックを始めます。何をしているのでしょうか、、、
聞くところによると、女王蜂を探しているのだとか。
蜂蜜を作るにも、「ミツバチ界の掟」があり、一枚につき女王蜂を一匹にしないとうまく働き蜂チームが機能しないそうです。一匹だけの女王蜂を残すため、凄まじい数の蜂の中からスタッフさんは女王蜂をハンティングしていきます。
それにしてもすごい数。ゴクリです…。でも、驚かさない限り取材陣に蜂は襲ってこないと聞いていたので、思ったよりも平和な時間を過ごせました。(あとから見たら、数カ所刺されていたけれど笑)
この仕事をやっているスタッフさんたちは絶対動態視力は高めになるんでしょうね(笑) ド素人のDoinaka!取材陣はずっと見ていると目が回りそうでした、、、。
スタッフのみなさん、真剣そのもの。勝負師の目です。
狙ったレディ(女王蜂)は逃しません。
なんだか一緒に過ごしていくとこの子たちも愛らしく、、、見えてくるのはベテランになってからかもしれません。 とはいえ、毎年おいしいはちみつを集めるため、お勤めご苦労様です!
秋になれば、いやしの里には黄金が集まる。
夏も終わり、いよいよ採蜜のシーズンになったということで紅葉が近づいた時期にまたお邪魔してきました。そこで取材陣が目にしたものとは…。
ご覧ください。信じられないくらいにキラキラと黄金に輝くはちみつが板に集まっていました。たまにテレビなどでは観ることがありますが、実際に生で見ると本当に綺麗です。採蜜小屋に入った瞬間、中には採れたてのはちみつの芳醇な香りに溢れていて、みんなで幸せいっぱい。何回深呼吸しても足りません。人間てやっぱり、甘いものに包まれると幸せになります。それに添加物を入れないはちみつなので、体にとってもものすごくおいしい最高の健康食の一つなんです。
改めて覚えておきたいはちみつの健康効能
いやしの里で製造しているはちみつはアカシヤ蜜なので、とてもスッキリしていて食べやすく、香りも味にも雑味がありません。それに、はちみつには健康効果も特筆すべきポイントがたくさん!
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強い殺菌効果
内容物のグルコン酸には協力な殺菌消毒作用があります。
グルコン酸は、医療現場においても消毒などにも使われている物質です。
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傷の治療
天然の薬であるはちみつは、傷の治りを早め、傷跡を残りにくくさせる効果があります。火傷に塗れば、あまり水ぶくれにならずにすみます。最近では、はちみつの効果は見直されてきており、医療分野でも、火傷の治療など多くの場面で再び活用されています。
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疲労回復効果
はちみつ含有のブドウ糖は吸収が早い物質なので、エネルギーにもとても変換されやすい物質です。なので、朝食にはちみつをかけたヨーグルトやパンなどは1日をパワフルに支えるとても貴重な栄養源!
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口内炎の治療
ビタミンB1、ビタミンB2が不足すると、口内炎になります。特に疲れた時にはそれらが不足がちになるのですが、はちみつはビタミンB1、ビタミンB2を豊富に含有。期待ができます。
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乾燥した喉のケア
殺菌だけではなく保湿にも大きく効果があると言われているはちみつ。直接飲んでもいいし、ぬるま湯で薄めてうがいに使ってもいいでしょう。
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二日酔いの予防・解消
はい、世のお父さん、お待たせしました。はちみつに含まれている果糖成分は、肝臓内のアルコール分解を助けたり、血中アルコール濃度を下げる効果を持っていると言われています。
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便秘の解消
はちみつは整腸作用も期待できるので、毎日常用摂取することにより腸内環境を整えることができると言われていますので、便秘の改善に繋がります。ビフィズス菌を増やす効果があることもわかっているので、お通じが良くなれば美肌にも効果が出てきそうですね。
いよいよ採蜜のゴールデンタイム
蜂箱から取り出した板を放射状に並べて、蜜を取り出すため採蜜器に投入します。
スイッチを入れるとものすごい速さで回転を始めるはちみつが詰まった板たち。
回転が終わりいよいよ採蜜器のレバーを引くと、、、、
出たー!!黄金の滝。たくさんのはちみつが流れてきました。
思わず「うへっ」とか変な声が出てきそうなほど、最高な瞬間。ハウスの中に溢れる甘〜い香りと、初めて見る大量のはちみつに取材陣はうっとり。これをストレイナーでゴミを丁寧にとったあと瓶詰めされて行きます。
瓶詰めされても、本当に綺麗な黄金色。
全国各地のはちみつファンの皆さん!こんな素敵な現場に同席させて貰っちゃってすみません!
糖度を図って見たら驚きの数字。砂糖を一切入れていないのにこの甘さは信じられません。夏の暑い日も働いてくれたミツバチたちには感謝ですね。
養蜂現場を体験してアカシア蜜をゲット!
このように時間と手間をかけて、ミツバチといやしの里のスタッフさんで丁寧に作られたはちみつは、シーズン中に養蜂の現場を体験するといただくことが出来ます。特製はちみつが気になる方は、今年はただ食べるだけでもなく体験もセットでいかがでしょうか?要チェックです。
カラダにもココロにもおいしくて、楽しい体験。
都内からも2時間程度でたどり着けるいやしの里には、都会では絶対に体感できないワクワクがまだ溢れていそうです。